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クローンフィールド

動物愛護主義者によって研究所から盗みだされた、
突然変異の凶暴な動物が田舎に放出されて
人々は一人、また一人血祭りにあげられていくのだった・・・。

血しぶきドバドバのスプラッタホラー。
苦手な人は要注意。
バカ学生たちがソンビ映画を撮影しに田舎の墓地に向かう。
脳みそがおっぱいに入ってそうな子にマリファナ狂いの男たち。
出迎えた墓守はアル中で、その息子たちはアホの子とどチンピラ。

HAKAISHI1.jpg
左からラリ公、おっぱい、ラリ公

あーこいつら全員エジキだなというホラーとしての安心感。
でも13金の暗鬱さを連想するのは間違いだ。
B級映画でなぜか時々ある事だけど、人物の描写が無意味にイイ。
単にバカっぽいとか堅物っぽい、という書割りじゃなく
無駄なまでに人と成りが分かる描き方をされている。
出てきてすぐやられる雑魚キャラまで味がある。

HAKAISHI2.jpg
イイ顔の釣り人。ラリ公、餌食

何だっけ。SF作家のベンフォードが言ってた。
前振りの部分がことさらに冗長な、泥臭い田舎風ホラ話の形式・・・
オチより語りを楽しむような。
そして作中には主人公の学生と博士、墓守とその息子たち、という
二組の親子が登場する。

HAKAISHI3.jpg
アホの弟とチンピラの兄。保守的なので多分麻薬はやらない

そしてどっちも息子達が年ごろで巣立ちの時期を迎えている。
ちょっと悲しくてほろ苦い親子関係。
このへんが、単なる馬鹿ホラーという枠を越えて
しみじみと親近感を抱かせる要素になっている。
まぁ片っ端から食われて死ぬんですが。
典型的B級の形式を守りつつ、作り手は結構物事を分かってるなという
信頼感がある。例えればトレマーズ風っていうか。
いい映画でした。
でも、キャラ達のヤク中率の高さは何なのだろうか。
教訓があるとすれば、イージー☆ライダー同様
アメリカの田舎舐めんな」だろうか。

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注:下の方にあるのはNYではなく墓石です。


クラーケンフィールド

こっちは海洋サスペンス。
伝説の秘宝のサルベージに賭ける女性科学者(博士? よくわからん)と
宝を横取りしようとするゴロツキ御一行様、そして謎の怪物に両親を殺された男の
宝を巡る冒険ロマン。
まず書かなければいけないのが「CGしょぼ過ぎ」。
でも言っちゃなんだが新味もないし、書割り、記号として認識すれば
まぁ問題ないかと。
人はどんどん死ぬけど派手な濡れ場もないし、ジョン・シルバーと海賊達、みたいな
明朗快活な冒険映画として見れば結構いい線いってるかも知れない。
主人公も陽気な海の男で子供受けよさげだし。
チャーリー・オコンネルという俳優らしい。
マッチョでお調子者の二枚目半って感じが好感度高し。
ハーレクインロマンス好きの皆さんにもよいかも知れません。

そうだ・・・小学校でたまに上映会とかあったもんだけど、
ああいう場で流すのにふさわしい・・・
いや、首切断シーンとかあるしな。
困ったな。
どうでもいいけど、爺さんの首が飛んだのは怪物のせいじゃない。
若いの、キミのミスだぞ。
もうちょいハードにするか、逆に子供向きにすれば統一感出たと思うな。
悪党の子分(これがまた、子分としか言いようのないイイ連中)を
ドジなお笑い担当にするとかさ。
助手の女の子は助けてやって欲しかった。

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注:自由の女神はイメージです。作中には登場しません。

で・・・どっちの映画もそうだけど
内容、モチーフともクローバーフィールドとは縁もゆかりもない。
手ブレ演出もなければ世界の危機とも無縁だ。
配給会社が勝手にクローバー風に見せかけただけだという。
しょうもないバトルフィールドが純正オマージュ(笑)な事を思うと
何がいいのか分からなくなってくる。
・・・いや、釣られちゃう事がまた楽しいんだけどさ。
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