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空缶が語るジャスパー・ジョーンズの空缶の話。

デュシャンが展覧会に便器を置いたばかりに
アート界には激しい論争の嵐が吹き荒れるのだが
それもやがて一般化し「既製品ってイカスよね」とばかりに
柳の下のどぜう達がガラクタを展覧会に出品し始めた。
そんなこんなもかなり過ぎた頃、ジャスパー・ジョーンズは
展覧会にビールの空缶を出品した。
paintedbronze.jpg

観客は誰もが皆、あ?また例のアレかね、と納得し流してしまった。
ところがだ。
この空缶に見えるものは、実はブロンズの表面に
油絵の具で丹念にラベルが書き加えられた
この世でひとつだけのハンドメイドだったのだ。
タイトルはそのまんま「塗られたブロンズ」。
ごていねいに二本・・・ともに見比べて微妙に形が違う・・・
量産品ではない事まで明示されている。

「って正直に手の内明かしてあるのに、あんた今サラっと流したでしょ? 
 はいはい空缶、って。
 でもこれが手作りだと知った途端にマジマジ見ちゃうっしょ。何で?」
 
「あんたさっき『展覧会場にゴミ置くな』って怒ったけど
 手作りだと分かった途端に納得するって変じゃね?」

「さっきと今とで何か見え方が違う訳?」

そういう認識論的問いかけがあるとかないとか聞く。

空缶はジョーンズの方法論をこう評価する。

うーんジャイガンスティーック!!!
giant.jpg
好きだったんだけど単行本を買い損ね幾星霜。

でも、写真で見る限り空缶には空缶にしか見えない・・・ズルいぞジョーンズ。
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