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Gyao!で「昭和TV」と銘打ってなつかしの映画を配信している。
なんてこったいマッドマックス2ですよと。
あ?これもタダで見られる時代なんですね・・・まぁ1981年の映画だし。
空缶にはこの映画を取り憑かれたように見ていた時期があった。
そのうちきっとウェズみたいな立派なモヒカンになるんだと胸膨らませて。
でも実際は恐怖の大王も降らずガソリン戦争も起きず、空缶はこうして
夜更かししてブログ遊びなどしてる駄目な大人になってしまいました。

まあ若造にとっちゃ表面のカッコよさがすべてだったのだけど、
久々に見返して感じたのは、演出がすごく上出来でドラマとして
いい出来だなと。七人の侍のヴァリアントなんだし当然といえば当然だけど。
製油所メンバーたちの、被害者ではあるけど食えない狡猾さとか
ヒューマンガス演説シーンでの抑えの効かないカオスと暴力の気配。
しかも恐ろしいのに強烈にコミカルでもあるという。
madmax2.jpg
マックスが製油所に迎え入れられた場面で、このワン公が
メルにぴったり寄り添い、メルにぶつかりぶつかり一緒に歩いてくる。
ほんとに懐いてるのが分かって愛らしい。


そして何よりマックスの、ヒーローパターンからの逸脱ぶり。
彼の悲しい過去を勘案してもあの意固地さは、ニヒルなんてもんじゃなく
もはや変人の領域だ。
もちろん、社会復帰を果たす前に世界が滅んでしまったという事情はあるが。
庭に野球ボールが飛んでくると怒鳴り散らす偏屈オヤジ・・・
若いのに、かつての漫画でよくあったあのタイプになりつつある男。
ジャイロキャプテンの陽気な人間性に辛うじて救われている形だけど
キャプテンのもの好きには程がある。

マックスの名誉の為に書いておくとこれは荒野に対する過剰適応。
死の荒野とのダンス


こういった、どこまでも予定調和を拒む違和感の演出が
いい緊張感を生んでいて飽きさせない。
何度でも見られてしまうのも道理。
あと今回、あのトレーラーがEARTH-地球号という名前だと遅まきながら気づき
ひとりで勝手に盛り上がりまくった次第。ドアに殴り書きされている。
ガス欠で放棄された地球号が命運を担う装甲車に返り咲く。
乗るか逸るか。たった一度きりのカムバック・・・あまりにも熱い。
かっこ良すぎる。まだまだイケるぞ地球! 戦え地球! 
なんだかトップをねらえ2を思い出してしまった。
インターセプターがあるとかないとか関係ないのです。
クライマックスの壮絶なジャンクレースに滲む哀調、
そしてラストのドンデン返しのニュアンスがようやく正しく理解できた。
そして不覚にも目から汁が出た。
まったく、知らないって損だ。

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