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飲み会に行く途中で寄ったジャンク屋で720円で購入。
未来の上海を舞台にした、男と女の漂うようなラブストーリー・・・。
先に書いちゃうと「夢の果てまでも」のオマージュじゃないのかなこれ。

Until The End Of The World: Music From The Motion Picture SoundtrackUntil The End Of The World: Music From The Motion Picture Soundtrack
(1994/08/22)
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ヴィム・ヴェンダースの映画だけど情報が少ない・・・サントラ張っときます

延々と広がる砂漠の光景、取り残されたような僻地への舞台移動、
突然の自動車事故、レトロでくたびれた暖かみのある未来世界、
そしてそこに点在するサイバーアイテム・・・
巻いて巻いて普通のテンポになったヴェンダースって感じ。
後半、荒野に佇むヒロインに被ってU2風の歌が流れるのには
さすがに苦笑してしまった。

夢の果てでもどこでも好きに行けばいいと思うけど
上海で軽やか系サイバーをやるのは、2004年という封切りの年を思うと
既に古いんじゃないかと思った。
中国の急成長は現在進行形の現実の出来事で、テレビタワーなどまさにそのシンボル。
Shanghaitower.jpeg
中国の今をそのまま描くだけである意味サイバーだ。
現実が空想を上回りつつある時代に、ポイントがずれてるというか
ガイジンさんの上海随想に過ぎないっていうか。
構想や準備だけで何年もかかちまったヨって事かも知れないが
今、中国を雰囲気重視でSFの舞台にするのは極めてリスキーだと空缶は思う。
それから、古い町並みや物件を映して「近未来」と言ってみせる魔法は
空缶は個人的には好きだけど、あの世界はどう考えてもけっこうな未来。
30後半?40代と思われる主人公が人工受胎で生まれたとサラっと言うからには、
少なくとも2050年あたりかそれ以降な筈で、いくらサイバーがレトロ上等といえども
撮影年代当時の自動車がそのまま出てくるとかさすがにアウトだろう。

追記:
忘れてた。主人公の母が既にそういう存在だとすると、2050年どころの話ではない。


「ここはいつの時代なんだ」という思いが幻惑感としてではなく
一種の興ざめとして湧いてきてしまうのは残念。
あの、ゴツくてインダストリアルな主人公の勤務先やら
超近代的な空港の描写(大きな空港って今すでにあんな感じでしょ)・・・
あのへんのSFSFなものだけが設定年代相応な「正しいSF表現」だとするとちょっと寂しい。

あとですね。
見られてよかったという人もいるかも知れないけど
何が悲しくて新年早々
サマンサ・モートンの股間を拝まないといけないのだ。


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追記;
監督のマイケル・ウィンターボトムをウィキると
2004年に監督した 『9 Songs』 では、作品の大半を主演2人のセックス・シーンが占め、
さらにそれが、いわゆる「本番」ばかりであったことから、物議を醸し

との事。
なんか知らんけどそっち方面が当時この人のツボだったらしい。


*****************************************
追補:
ダメ出しばっかになってしまったけど、ヒロインの文学的ナレーションとか
ナノマシン的な「ウィルス」というガジェットとか、そのへんはいかにも
SFとしてソソるものがあった。
作風は異なるものの、ジョディ・フォスターの「コンタクト」などと共通する
ハヤカワ感覚は嬉しいものがありましたとさ。
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