ジャスパー・ジョーンズが更に痛快な件

空缶が語るジャスパー・ジョーンズの空缶の話。デュシャンが展覧会に便器を置いたばかりにアート界には激しい論争の嵐が吹き荒れるのだがそれもやがて一般化し「既製品ってイカスよね」とばかりに柳の下のどぜう達がガラクタを展覧会に出品し始めた。そんなこんなもかなり過ぎた頃、ジャスパー・ジョーンズは展覧会にビールの空缶を出品した。観客は誰もが皆、あ?また例のアレかね、と納得し流してしまった。ところがだ。この空缶... 続きを読む

デュシャンの痛快さについて

「かったるい展覧会に便器を展示してやるッ!」黒沢明の「七人の侍」が今見るとパターンなのと同様、今なら誰でも思いつきそうな凡庸なネタである。しかし1917年のニューヨークではそうではなかった。何しろそれまで、誰もやったことのない暴挙だったのだから。コロンブスの卵。オリジナルの輝きって奴だ。犯人はマルセル・デュシャン。展覧会の役員でもある彼は、ある種の抗議の意思とイタズラ心で展覧会に小便器を展示した。自作... 続きを読む
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